料金表

去勢手術、避妊手術は高齢になると発症する病気の予防効果が期待できます。

あくまでも健康な子に対して実施する手術です。生まれつき腎臓が悪い、胸部に問題がある・・・等の子にリスクを冒してする手術ではありません。麻酔のリスクを軽減するため、当院では手術前に血液検査をさせて頂きます。

猫ちゃんの場合必須ではありません。
(3歳以上のわんちゃん、猫ちゃんは麻酔の掛け方が変わるため、避妊手術の金額が異なります)

当院では2018年8月より麻酔時間の短縮、痛みの軽減の為、猫ちゃんの女の子の避妊手術においてOLYMPUS サンダービートでの手術を実施する事に致しました。 その為、手術の料金が25,000円に変更となります。

猫ちゃんの男の子の去勢手術はOLYMPUS ソノサージでの手術で実施することになり、12,000円と変更になります。

術後の痛みの軽減、体内に糸を使用しないため、腹腔内の縫合糸反応性肉芽腫のリスクの軽減、また手術時間が非常に短縮されるなどのメリットがあります。

 

※サンダービートとは・・・・バイポーラエネルギーと超音波エネルギーを一台で同時に出力できる世界初のデバイスです。これにより、超音波エネルギーによる迅速な切開能力と、バイポーラエネルギーのよる信頼性の高い血管封止能力という二つの特長を併せ持つ凝固切開を可能としています。手術で使用する事により、麻酔時間の短縮や、縫合糸反応性肉芽腫のリスク、痛みの軽減ができます。

 

初診料 ¥1,100 検便 ¥500
再診料 ¥600 フィラリア検査 ¥2,500
爪切り ¥500 猫白血病・エイズ検査 ¥4,500
肛門腺しぼり ¥500    
混合ワクチン
犬7種混合ワクチン ¥5,500 猫3種混合ワクチン ¥3,100
犬5種混合ワクチン ¥4,500

猫4種混合ワクチン(猫白血病含む)

 

¥5,000
犬3種混合ワクチン ¥3,000 猫エイズワクチン ¥5,000 
犬2種混合ワクチン ¥3,100    
       
避妊手術(要予約) 去勢手術(要予約)
ワンちゃん ~10kg ¥27,000 ワンちゃん ~10kg ¥16,000
      ~15kg ¥29,000       ~15kg ¥18,000
      ~20kg ¥31,000       ~20kg ¥20,000
      ~25kg ¥33,000       ~25kg ¥22,000
      ~30kg ¥35,000       ~30kg ¥25,000
       30kg以上 ¥50,000        30kg以上 ¥27,000
ネコちゃん

¥25,000

ネコちゃん ¥12,000

 【※税抜表示となります。】   ※料金は手術、入院(避妊のみ)、お薬、抜糸まで含めての金額です。

※ワンちゃんの場合・・・

サンダービートを使用:別途8,000円かかります。

手術前に血液検査が必要です。(別料金)          

マイクロチップとは、、、 直径2mm、長さ11~14mmの皮下埋め込み型の個体識別用チップです。 チップには15桁の番号(世界でひとつ)が記録されていて、専用のリーダーで読み取ります。 迷子や災害、盗難時に確実な身分証明として役立ちます! ~ご希望の方はお問い合わせください~

マイクロチップ ¥3,000 (登録料¥1,000別途)
 【※税抜表示となります。】
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完全予約制 エキゾチック動物診療

フレンズ動物病院では、各種エキゾチック動物の診療も行なっております。
完全予約制となります。また、動物の種類や、症状によって対応できない場合もございます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。

ご予約はこちら 》 電話:0191-21-5700

今後の診療予定は、
11/19(日)、12/1(金)、12/17(日)
1/5(金)、1/21(日)、2/2(金)
となります。

霍野 晋吉(Shinkichi Tsuruno)先生 犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

 

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

 

獣医師国家試験合格後、鳥専門動物病院に勤務する。その後、茨城県で犬猫およびエキゾチックアニマルの動物病院開業、その2年後には神奈川県で日本初の専門病院であるエキゾチックペットクリニックを転院して新規開院をした。

 

しかし、最初の3年間は患者さんが全く来ない日が続き、経営困難になる。ところが、ハムスターやウサギ、フェレットなどのブームが次第に起こり、病院は忙しくなり、日本でエキゾチックアニマルが診療対象動物としてきちんと成り立つことを立証した。

時代の流れにより、通常の犬猫の動物病院でもウサギやカメなどの動物も診療を始めるようになった。しかし、獣医大学ではエキゾチックアニマルの授業がないために、誤診も多く、不幸な動物や飼い主の声も多数聞かれるようになった。そこで、自らこれまで築きあげたエキゾチックアニマルの診療経験を体系化し、教科書などの書籍の執筆、セミナーや講演を行う活動を開始した。その他、学校飼育動物、アニマルセラピー、実験動物技術者などの他団体とも交流をし、活動の幅が広がる。日本獣医生命科学大学と北里大学の獣医学部、ヤマザキ動物看護大学での授業を担当し、獣医師や動物看護師の卵を育てる役割も担う。2019年からは、ウサギの福祉向上を目的としたNPO法人「日本コンパニオンラビット協会」の理事長も務めている。

 

2019年から、開業獣医師の役職を捨て、日本全国13ヵ所の動物病院においてエキゾチックアニマルの専門医療診療を行い、近年は韓国の動物病院にまで活動を広げている。全国やアジア地域のエキゾチックアニマルの獣医医療の向上に務める仕事で毎日を過ごしている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。

 

Dr.ツルのエキゾチックアニマル情報室
https://exoroom.jp

ウサギの全身麻酔について

当院では、専門医による各種ウサギの手術を承っております。

また、ウサギの飼い主様には、病気の予防として、男の子の去勢手術、女の子の避妊手術をなるべく早期に実施するように推奨しています。

健康な子の去勢手術は4万円、避妊手術は8万円、専門医執刀の場合は去勢手術7万円、避妊手術11万円で承っております。

 

手術の際には全身麻酔が必須です。ウサギの飼い主様の中にはご自身で調べられている方も多いと思われますが、一般的にウサギの麻酔での事故率はイヌやネコと比較して高いです。報告によっては、ウサギの麻酔による死亡率はイヌやネコの10倍以上であるとも言われています。

 

理由としては以下のようなものが考えられます。

  • 胸腔が狭いために呼吸困難になりやすい
  • 吸入麻酔薬をかぐことで息を止めることがある
  • 従来の方法では、気管挿管が困難である
  • 過度なストレスによりショックを起こしやすい
  • 病気を隠すのが上手い

 

そんな中、当院ではウサギの全身麻酔を安全に行うために様々な取り組みを行っております。

 

①V-gel Rabbitの使用

V-gelとは、気道確保をするためウサギ専用の器具のことです。イヌやネコで使われる気管チューブよりも、安全に気道確保をすることができます。これにより、麻酔中の呼吸状態を確認することが簡単になり、安全に全身麻酔を行うことができるようになります。

 

 

②ウサギに合わせた麻酔プロトコールおよび拮抗薬

全身麻酔をかける際に、痛みを抑える薬だけでなく、ストレスを感じにくくする薬も使います。

また、手術が終了した後に麻酔薬の効果を打ち消す拮抗薬を投与し、麻酔時間を短くすることで体への負担を軽減します。

 

 

③麻酔中のモニタリング

全身麻酔の際には、経験のある獣医師または動物看護師が、患者さんの状態を常にモニタリングしており、適切な麻酔深度を保ち、麻酔中の事故を防ぐように努めております。

 

④手術前の検査の推奨

「お家では元気そうに過ごしていても、実は病気を隠していた」ということもあります。手術などで全身麻酔をかける2週間前から当日までの間に術前の検査を推奨させていただいております。

 

ここまで、当院でのウサギの全身麻酔に対する取り組みを紹介させていただきましたが、手術や全身麻酔に関して、不明な点や、不安に思われることも多々あると思われます。お電話でも構いませんので、気軽にご相談頂けますと幸いです。

よろしくお願いします。